Archive for

野鳥との関わり

2008/6/20 金曜日 投稿時の月齢:16.6  月名:立待月  潮汐:大潮 

コゲラ怪我したコゲラを保護した人がどうしたら良いか途方に暮れていたのを見かねて相棒が引き取った。獣医さんが休診日だったので一晩保護し、翌朝、連れて行った。
 
ちょっと意外だったのは、獣医さんがご立腹だった事。
「ヒナを保護してはいけない」というのは知っているが、今回は怪我した大人の鳥。左目が潰れ右羽も開かなくてほとんど動けない状態。放って置けば死んでしまうのを保護したのが悪い事だったのだろうか? 不機嫌でも診療をしてくれた(強制給餌&注射)のは感謝。
 
コゲラは飛べなくても餌を捕れるから大丈夫との事。一晩で左目も開き、動きも活発になっているのでアドバイス通り保護された近くの林へリリースした。コゲラを木に移すと一生懸命登るが1~2分するとドサッと地面に落ちてくる。そして別の木へ走って行き登りまた落ちるということを何度が繰り返した。しばらくして落ちてこなくなったので、その場を後にした。この時期は虫が多いのできっと大丈夫と自分に言い聞かせて。
 
夜になってつらつらと考えた。
獣医さんは野鳥を保護してはいけないと言っていた。怪我した鳥が自力で回復するのも死んでしまうのも自然の摂理という事だと思う。でも、怪我していたのが希少な鳥(大鷹など)だったらどうだろう?きっと回復してからのリリースを薦めたのではないだろうか?なんて事を勝手に想像してしまった。